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            南国広見録            
7-12 Oct.1998 南国の香り
   ★7-12 Oct.1998 南国の香り
6-10 Feb.1999  おめでとうシンガポール
7-21 Nov.2000 ぐるぐる
9-14 Feb.2001 タイでぐるぐる
8-12 Nov.2001 決断のBali
★3- 9 Jul. 2002   バリ・ハイとピーナッツ
★1- 9 Nov. 2002  優しい風に吹かれて
★27-5 Jun・Jul. 2003 がんばれ東ティモール

いの言葉は
「ねえ、バリに行かない?」と学生時代からの友人美幸からだった。
「南の国だよ」
ただそれだけでなんともピンとも来なかった。
世界地理には弱い私。
「パリ」に聞き間違えだと思っていた。
一緒に聞いていた浅見はひとつ返事で「行こう!」
今まで、海外は寒い所しか行ったことがない。
頭の中のイメージではハワイかグアムでしかなかった。(ハワイもグアムも行ったことないけど)
場所もどんな所かもわからないところだった。
ただ覚えたのは、なぜかオムスワスティアストゥというバリ語だけ。

陽が日本よりはるかに上にある。何故かどこにいてもいい香りがした。
花が鮮やかに咲き乱れ、植物が自由に生い茂ってる。
ホテルの中にまで広がる香り。
「この香りはどんなお香を使ってるの?」
そう聞くと、ホテルマンは不思議そうに「何が?」と聞き返す、
そして、「うーん、僕達にはそんな香り感じないよ、特別にお香も焚いていないし
・・・。きっと雨が降りそうだからかなぁ」
そんな風には思えないほどの心地よい香り。

も考えずに旅行計画立てたせいか、ちょうどインドネシア総選挙の真っ只中であった。
空港からホテルまでに見た赤い旗を持ち、同じ赤の服を着ている意味をはじめて知らされた。
到着は夜だったので、バリにも暴走族がいるんだね。なんて車の中で話をした。
私たちもメガワティさんの応援しています!と言うように赤いものを見せ、
指で輪を作ると暴走族のような集団はクラクションや奇声を上げ通り過ぎる。お祭りのようだった。

選挙の大きな集会があるから
観光客は危ないからという理由で
「ホテルから一歩も今日は出ないでください。」と
現地ガイドが言う・・・・・
まだ、バリの街は空港からこのホテルまでしか知らない。
しかたない、今日はプールでゆっくりしようじゃない?

の日、軟禁状態から開放され、街へ出向く。まず、両替!
「0(ゼロ)が多くて金持ち気分になるよそれに枚数も凄いよ。」
以前バリに出かけた友人の話。
確かにも凄い高価な買い物をしてるような感覚になる。
どんな物でも高い!と感じてしまう。
一度やってみたかったとベットに広げてその上に寝そべる。
でも、日本円にしたときの金額を知ってるだけにドキドキ感はあまりなかった。

婚式があるようだ、頭にお供えを乗せ歩く女性達。
そうそう、私はこんな風景を見たかった。
なんとなく母と父の生まれ故郷に似ている風景。
ヤシの木さえなければ畑の風景なんかそっくり。ライステラスもそっくり。
なつかしくて落ち着く。バリの人も親戚に若干似てるところがある。
ばあちゃん元気かな。

分もバイクに乗るので、バリの人たちが乗ってるバイクにも興味があった。
カブのようでカブでない(カブもいました)足をそろえて乗るタイプではない。
パッソーラー(古)のようでもないがこれに近かった。
前にもナンバープレートが着いてる。これに大人2人子供2人を乗せて走る姿に驚いた。
子供は数に入れないそうだ。本来は2人まで。
排気ガスが凄い、あまり純度がいいガソリンを使っていないからだろうか?
水抜きなんていうのもやっていなさそう。
日本製が人気でその中でもヤマハとスズキ。
車はスズキ(ジムニーをカタナと言う名前で走っていた)喉が排気ガスでやられる〜。

いせいかどこにでも寝転んでる犬。愛想が無く尻尾なんて振りやしない。
車がすれすれに通るところをわざと選んでるみたい。ひかれそうだ。
もっと安全なところで寝転べばいいに。
お供えを失敬してるだけなのか?がりがりに痩せてる。
こんな小さな犬でさえすれている。
夜道を歩いてると集団で吠えられ、
追いかけられた時はさすがの動植物学校卒業の私たちでさえ怖いと感じた。

めてのバリは子供の頃に行ったばあちゃんちのようだった。
仕事に追われ、本来の休日まで返上をしてとった休日。
あと、何日で休める。会社から家に帰るとそう自分に言い聞かせてた。
出発までの体調は最悪。
気が抜けたのか、バリで胃腸炎を起こす。プールの水か?食べ物か?
こんな目に合ったのに、何故かはまってしまったバリだけど、
あの香りを嗅ぎに行きたい。もう一度。
離陸すると雲の中で光る物・・・。雷だった。
初めての雲の上からの雷。あちらこちらに光を放つ。幻想的だった。
現実に帰りたくない。このまま夢を見つづけていたかった。
それぞれのバリの思い出を胸に東京へ向かった。

  

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